春霖

おはようございます!レセプションのレイラです。

なんだか風がざわざわ...外が暗くなってきましたよ...

そんな中でも保育園の子どもたちは元気に手をつないでお散歩に出かけていました。

きっと午後から雨ですね。

外の暗さにマッチする雰囲気のBGMが流れると、なんだか心が落ち着きます。

私は、春の雨がわりと好きです。

湿気で植物の香りがわきたって、独特の空気の匂いになりますよね。

その匂いが、昔の記憶を思い出させたりして、懐かしいような気持ちになったり。

昔の日本人は、そういう気持ちを美しい言葉にして、歌に詠んだりしていましたよね。

春霖、春雨、春時雨…春の雨ひとつとっても、たくさんの言葉があります。

日本語って本当にすごいですよね。雨や色をあらわす語彙の多さは、他の言語とは比にならないです。

ある話を思い出したのですが、コオロギの声を美しいと感じるのは日本人の感性であって、外国の方にとっては雑音なんだそうです。

私は昔から、そういう日本人の豊かな感性が大好きです。

どんなお天気でも、美しい言葉にできる気持ちの在り方を見習いたいです。

美容の世界においても、日本人の感性や器用さ、きめ細かな気配りが反映されているんでしょうね。